2003年の部

つぶやきコラムpart21

私って数字オンチ? そのことに気付いたのは中学生の時。
以来「計算」「数字」「勘定」「合計」などの言葉に、季節を問わず敏感に反応するアレルギー体質となりました。
さらには「消費税」も加わって、私の頭は混乱する一方。 だから学生時代もレジを扱うようなアルバイトはしたことがありませんでした。

そんな私がお店屋さんに嫁ぐ事になろうとは・・・。つくづく運命って皮肉なもの、 イーヤこれはきっと神様が私に苦手克服のチャンスを与えて下さったのだわ!と最初は思いました、単純にも。
(よし、やるぞぉ!)と張り切って迎えた初めてのお客様、「ハイ!600円の明がらすと500円の明がらすお一つずつですね!」 カチャカチャカチャ・・・「チーン!」(ほっヨカッタ、レジが言う事聞いてくれたよー)

ニッコリと私「えー全部で60万5000円になりまーす」お客様「ええっ??????」私「ええぇー???」

一体どうしてそんなことになったのかすら良く分からない私、焦りに焦ってとりあえずは電卓で計算し、無事 お客様に会計をして頂いたのでした。

またある日は・・・カチャカチャカチャ・・・「ピー!」それっきりうんともすんとも動かないレジ。
焦った私はやみくもにキーを押しまくります。押す度に今までの会計がどんどん合計されて、金額が跳ね上がっていきます。
でもレジを開けないとおつりが出せない!そういう時に出てくるイヤーな汗は何ともいえない気持ち悪さです。

すっかりレジが怖くなった私は、細かい金額を電卓で計算してから、レジに「清書」することにしました。
ああそれなのに・・・!文明の利器電卓ですら私には使いこなせず度々計算間違いをしてしまいます。

その頃一番怖かったのがおつりの計算で、私はレジでおつりが計算できる事を知らず、冷や汗をかきながら 暗算か電卓でおつりをはじき出していました。そしてそれをレジに「清書」。

レジが傍にありながら、微妙な微笑みを浮かべて電卓とレジを見比べる店員、私がお客様だったらかなり不安になるところです。

それから品物の値段が覚えられなくて困りました。だいたいこの位だろうと判断するとたいてい200円くらい安くお売りしています。 何故か高く売ってしまった事はなく、いつも安いのは多少救われる感じでしたが、こうなるとお客様だけでなくお店のスタッフにも 不安を覚えさせる始末。

言い訳ですが努力をしなかった訳ではありません。
夫にお客様になってもらい、まずは暗算から練習もしました。
驚く事に、早くはないけれどじっくりやれば正しい計算が出来る私。

もともと数字に苦手意識があることに加えて、お客様を前にした時の極度の緊張がさらに焦りをうみ、滅茶苦茶なことに なってしまうらしい。と、とりあえず原因は分かりました。
そのうちお客様と接する機会が増えるにつれて、極度の緊張もやや治まり、計算間違いも少なくなってきたところです。

このコラムを読んで御来店をためらうお客様がいらしたらどうしよう、と心配になってきました。 ご安心下さい。最近はレジでおつりも計算できるようになりました。 少なくともレジが開かないなんてことはなくなりましたので皆様安心して御来店くださいね。

カチャカチャ、ピー!!!あ・・・。