つぶやきコラムpart22

笑いながら道を歩いている人を見かけたことは有りませんか?

周りに誰もいないのににっこり笑顔で歩いている。確かに笑顔ってステキだ。

でもなぜこの人は笑っているのだろう・・・。何か楽しい事を突然思い出したとか、笑わずにはいられない何かがあるとか・・・いずれにしても泣きながら歩いているよりは安心だけど。と、思っていた私。

 

しかし、先日突然気付いてしまった。他でもない自分が、しょっちゅう笑いながら歩いている事に。

私の場合、理由はこうである。

向こうから知っている人が歩いてくる。笑顔であいさつ「こんにちは!」そしてすれ違い、しばらく歩いているうちに顔を元に戻すのを忘れている事に気付くのだ。

普段しかめっ面で歩いているわけではない。微笑み程度で歩いていると思う。

しかし今の私は思い切り歯を剥き出しにしたままではないか。

慌てて口を閉じる。この季節は特に、寒さで乾いた歯がじゃましてちょっと難しい。

 

いや、笑顔ならまだいいかもしれない。

一瞬の日差しの強さを眩しがりながら歩いていて、日陰に入ってもずっとまぶしい顔のままで歩いている事もよくある。

顔を元に戻そうとすると、軽い筋肉痛を覚えるほどだ。どれ程の長い時間こんな顔で歩いていたのかと振り返ると恥ずかしい。

 

そういえば昔、友達に、真剣になればなるほど笑顔になってしまう人がいた。

校庭20周マラソンの時、100本ノックの時、苦しめば苦しむほど周りには笑っているように見える。「ニヤニヤするな!」「真面目にやれ!」何度怒られていた事だろう。

本人は心底真剣になっているのだ。その苦しい表情が何故か笑顔に見える。

 

顔の皮膚にとって苦しさと笑いの表情は紙一重のところにあるのかもしれない。

苦しい時、無理にでも笑った顔をしていれば脳が誤解して楽しくなる・・・ということはないのだろうか。あると信じたい。いずれにしても同じような顔の筋肉を使うなら悲しい顔より笑った顔をしていたいと思う。

 

なので、皆様、遠野の町を笑いながら歩いている小柄な「不思議さん」を見かけたら多分それは私ですので「いい心がけだ」と思って温かく見守ってください。(やっぱりこれって言い訳になりませんよね?!)

今年はカラスも喜ぶ酉年。たくさんのお客様との出会い・触れ合いを夢見てワクワクしているからすです。出産・育児でお休みしていたこのコラムもやっと更新、これからも頑張ります!

                                    まつだ松林堂  松田希実

 

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